小野彩加、中澤陽/スペースノットブランク
再生数
2022.10.1(Sat)~2022.10.2(Sun)
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©︎ 趙文欣
スクリーンに映されたドラマ。
これは、映画か演劇か?
どちらも劇場で体験される芸術なのに、交わることのない「演劇」と「映画」。一般に、前者はライブで演じられ、後者は映像を再生する。そんなふたつの邂逅を目撃できるのが、『再生数』だ。
本作を手がけるのは、今注目のコレクティブ「スペースノットブランク」と、岸田國士戯曲賞受賞作家でもある気鋭の劇作家・松原俊太郎。小野彩加と中澤陽からなるスペースノットブランクは、舞台芸術の新たな思考や手法を探究しながら、固有の環境や関係により生じるコミュニケーションを創作の根源として活動してきた。
松原とは2019年より継続的に協働しており、4度目となる本作では、なんと、演劇の上演と映画の上映をリアルタイムで表現していくという。8人の出演者のうち、2人が担うのはカメラの役割。残る6人が演じる松原作のドラマを、舞台上のスクリーンに映し出されたカメラの視点を通して「映画」として鑑賞する。演劇と映画を同時に鑑賞するような二重の体験が待ち受けているのだ。
言葉、サスペンス、切実さ、軽快さ……さまざまな意味と印象がコラージュされた松原の戯曲と、スペースノットブランクの演出によりスピード感をもって解体されていく空間と身体——。舞台上に巻き起こるドラマと再生成されていく演劇と映画の関係は、いかに結実するのか。その協働が行き着いた新たな境地に、頭痛がするくらいどっぷり浸かりたい。
開催概要
会期 | 2022年 10月1日 (土) 14:30 / 19:00 10月2日 (日) 14:30 (パフォーマンス・トーク/託児あり) 上演時間:90-120分(予定) 開場は開演の30分前 言語:日本語(英語字幕あり) |
イベントURL | https://kyoto-ex.jp/super-knowledge-for-the-future/2022_talk_geist/ |
会場 | ロームシアター京都 ノースホール 〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13 |
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