CMTK（森千裕×金氏徹平）　ミーティングポイント

すんなりわかったら面白くない
何事も、迷ってからが本番

フェスティバル開催期間、ローム・スクエアに出現する「ミーティングポイント」は、観客とフェスティバルとをつなぐ交流の場。今回は、森千裕と金氏徹平によるアートユニット「CMTK（森千裕×金氏徹平）」が、大型のレンチキュラー印刷*を用いたインスタレーション作品をミーティングポイントとして制作・設置する。
独自の視点による都市観察を通じて拾い集めたイメージの断片を取り込み、作品を制作する森と、⾝のまわりの事物を素材に、コラージュ的手法を用いて美術・彫刻作品を制作する金氏。文脈に寄らず、新たな表現のあり⽅を探る両者がつくり出す、変化し続ける屏風、あるいは人を惑わす迷路のような壁。それによって空間は変容し、そのイメージを見るためには⾝体と眼を動かし続ける必要がある。
会期中の週末には、ワークショップ、トークなど、子どもから大人まで楽しめるイベントを開催予定だ。併設のフェスティバルボックスでは、コミュニティラジオの発信から、常駐スタッフのプログラム案内も（何を見たらいいか迷ってる人はこちらに）。

*レンチキュラーレンズにより、見る角度によってイメージが立体的に見えたり、変化して見えたり、動いて見えたりする印刷手法