松本奈々子、西本健吾/チーム・チープロ 女人四股ダンス
2022.10.8(Sat)~2022.10.10(Mon)
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KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN「京都イマジナリー・ワルツ」Photo by Haruka Oka
相撲と月経をむすぶ
「NEO子宮系ムーブメント」とはいかに?
KYOTO EXPERIMENT初の公募プロジェクトで選出され、2年にわたりリサーチと制作に取り組んできた、松本奈々子と西本健吾によるパフォーマンス・ユニット「チーム・チープロ」。
2021年にリサーチを開始したふたりが最初に掲げたテーマは「ワルツ」だった。コロナ禍で「接触」が憚られるなか、京都に存在したとされるダンス芸妓の史実を起点に戦前京都と現代と接続し、想像上の他者とワルツを踊る作品を発表。続く2022年は「女性の⾝体性」と「触れること/触れられないこと」についてのリサーチを発展させ、「月経の再魔術化」をテーマとした作品を発表する。習俗と科学的な言説が交差しながら意味づけられてきた「月経」。本作では科学的な知識や理解を重視しつつも、それだけでは扱いきれない月経の不条理さとともに踊るための「儀式」が執り行われる。そこで導き出されるのは、股を開き、地面を踏みしめる「四股ダンス」!? 自ら「NEO 子宮系ムーブメント」と称するパフォーマンスは、四股という型を手がかりに社会の境界を軽妙に越境していく。
2年をかけて集められた膨大なリサーチを⾝体に取り込んだ松本と西本。ふたりが繰り出すダンスとテキストが、その絶妙な駆け引きによりぶつかり合い呼応する本作。レクチャー・パフォーマンスの新たな “土俵” が開かれるかも。
開催概要
会期・時間 | 2022年 10月8日(土)15:00(ポスト・パフォーマンス・トーク) 10月9日(日)13:00 / 16:00(ポスト・パフォーマンス・トーク) 10月10日(月・祝)15:00 上演時間:75分(予定) 開場は開演の30分前 言語:日本語(英語字幕あり) |
イベントURL | https://kyoto-ex.jp/shows/2022_team_chiipro/ |
会場 | THEATRE E9 KYOTO 〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1 |
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